インタビュー #5

天沢K。さん

あたたかく聴き心地の良い配信に加え、演者としてこれまで刀、クレヨンをはじめ多種多様な役を演じ厚い信頼を得ている天沢K。さん。
今回の出演、そして役どころについてお話を伺いました。

今回「その劇場の名は」へ出演依頼を受けた際、率直にどんな風に感じましたか?

天沢K。さん(以下天):

まず、1番最初に届いた企画書を見た時点で期待しかなかったですね。
そこが全てではないですが、一つ一つ細かいところまで拘っていたので、ここに参加したいとすぐに決断しました。
実際いま参加してみて、自分の中で最も良い作品の1つになったと思います。

天沢さんは”その劇場の名は”の中で「恋し君夜に通り過ぎて」という作品の主演の男の子役を演じていただきました。
台本を受け取った際や読み合わせ、収録に臨んでみて感じられたことや興味が沸いたことなどがあれば教えてください。

天: 台本を最初に読んだ感想としては、これまで参加した作品とは全く違う人物像だったのと、ここにある世界の雰囲気や会話の流れがイマイチ掴めなかったのが第一印象でした。
その中である程度、自分の中での役を固めて初回の読み合わせに挑んだのですが、実際に合わせてみるとどこか違和感があり、想像していた完成図よりも遥かに解像度を求めていく必要がありました。
ひとつの答えとして、演じるのではなく、ここに居る1人の人間として出てくる言葉や会話の間や漏れてくる息や音が自然と出なきゃいけないという事でした。
他の作品も同じ事が言えるのですが、ここが先程も言ったような"解像度"の質なんだろうなと思いました。 あくまで誰かに成るのではなく、自分が『ここに居る』事を意識して一つ一つの言葉を無意識に、その時思ったかのように喋るようにしていきました。 
なのでおそらく役としてではなく、中の人をそのままを出したという感じだったので、収録した時はちゃんと出来ているか不安でもありましたね(笑) 


読み合わせや収録を経て大変だった部分や難しかった点があれば教えてください。

天: どうしても演じる癖が付いているので、脚本・監督のあいちゃんから「そのままでいいよ」と言われたのが1番難しかったかなと思います。
ファンタジーや非日常の作品になると、役になり切れば、そのキャラクターが持ってる世界観を聞く側に印象付けていけるんですが、日常の世界・空気感となれば、『共感』や『肯定』を感じさせる必要があるので、聞く人達に違和感なく届けばいいなと思いました。 


今月末いよいよオンエアとなります。 
オンエアを聴いてくださる方、このインタビューを読まれている方へ意気込み、聴きどころや注目ポイントをぜひ教えてください!

天: 間違いなくこれまで演じてきた中でも最も特別な声劇作品となりました。
言葉、声、歌、BGM全てが最高傑作だと自信を持ってお届けできます。
お洒落な雰囲気と男女2人で交わす言葉は感情を揺さぶられるようなどこか切ない恋のお話です。 演出含め、鳥肌覚悟でお聴き下さい。 
是非皆様のご来場をお待ちしております! 



役どころへの”解像度の質”、そして本当に存在しているような「一人の人間を表現すること」へのアプローチについてこだわりを語ってくださった「その劇場の名は」は、3月31日21:00よりSpoon Office lunaアカウントにて上映されます。

是非ご来場ください!